:)☆本当のおもてなしとは
こんばんは~~~(^^)
日はまたいでしまいましたが、今日から9月です。はやいなー。8月は本当にあっという間やった。
昼間実は平日パソコンスクールに通ってたんですが、(専門外のillustratorとPhotoshopを勉強してみました。本当にかじっただけになっちゃったけど。)8月で終了したため、今日からニート生活の始まりです。
といっても、さすがに私の貯金もそろそろ限界が見えてきているので、単発のアルバイトはする予定なんですが、今まで正社員で1つの仕事しかしてなかった私にとってはすっごい新鮮で、面白いんよねー。退職してから、大企業のOLしたり、じゃんけん大会のお姉さんしたり、エレベーターガールしてみたり、国際大会の案内してみたり、ゲストハウスのナイトスタッフしてみたり。
単発のお仕事ってこんなにいろんな仕事があるんだなーとすごく勉強になります。
そんな中で、特に一番、やっててよかったなってのが、「エレベーター」の仕事。
ってことで、自分の人としての気付き、自分の任地での活動にもつながるってことで、記録のために今日はこのお仕事について。(またプロフィールさぼるんかいってね)
まあ、エレベーターガールと書きながら、男性もいるし、声張り上げて長蛇の列の案内をするので、まるで前職の体育祭の競技前の収集のような状況なので、華やかさはひとかけらもないんですが。笑
そこで何をしているのかというと
- 週末の混雑時の整理
- エレベータ以外の方法で上の階に行くのが難しいお客様への優先案内
- ②の該当者のみが乗れる専用エレベーターでの機内案内
この3点を目的として、博多のとある商業施設で案内のお仕事をさせてもらってます。
そこの施設は福岡市の博多にあるんですが、、、
博多は最近たくさんの商業施設ができ、元々オフィス街だったのが、2011年九州新幹線をきっかけにリニューアルされてからどんどん新しい商業施設が立ち、2016年春にも大きな郵便局や商業施設などができ、今ではショッピングやグルメなどでにぎわっている地域の1つです。
⬆ちなみに昔。博多駅のみ。
おそらく昔からショッピングやグルメの中心である天神地区とは違ったサービス展開を意識していることから、「すべてのお客様」に満足いただけるサービスを展開しようとしていて、着眼したのが、なかなか移動が大変であろう「乳幼児お連れの方」「お年寄りの方」「妊娠中の方」「身体の不自由な方」等のお客様で、すべてのお客様に満足いただけるように、サービスをさらに強化してます。
その1つの方法として、なくてはならないのになかなか乗れないエレベーター。
一般のお客様ももちろん利用しますが、上に記載したお客様は階段もエスカレータも使うことが難しいんです。
そこで博多のその商業施設では優先ではなく「専用」のエレベータを作り、とくに土日はスタッフがずっとエレベーターに乗り、一般のお客様には別のエレベータを使用して頂くためにご遠慮いただいて、該当者のみを乗せて稼働するエレベータが1つだけあります。
⬆ここのスペースにはエレベーターが3つあるうちの1つだけ大きく専用と書いてます。
そのエレベータに乗って働いていると、お客様と会話することが本当に多いのですが、9割以上のお客様が「このエレベータの存在があってよかった」「買い物に行くのが楽しくなった」など、「この仕事していてよかったな」って思える本当にうれしい言葉ばかり頂くのですごくうれしいです。
と、同時に、
このエレベータがないとどうなるんやろう。
って考えます。
先日、ベビーカーをお持ちの夫婦のお客様がエレベータ内で会話してたんですが、偶然専用エレベータに乗ったようで、私のアナウンスで、優先ではなく、専用と気付いたとき、
「本当助かるね。優先ってあってないようなもんやもんねー。」
って会話されているのを聞き、なんだか社会の現状にちょっぴり悲しい気持ちになりました。
確かに「優先」って表示は本当にたくさん見かけるけど、実際意識してる人ってどのくらいいるだろう。
多分、その優先されるべき対象になってその文字が意識的に視界に入るとともに、全然優先されないもどかしさとかあるんだと思う。なら、もういっそのこと優先って書かんでよって思いそう。
でも、実際自分がこの仕事をしていなかったら、きっとエレベータで「優先」って文字を見たとしても、きっと自分が急いでいたりすれば、先にどうぞって言葉をかけることができなかった気がする。
もちろん電車やバスの優先席は譲るかもしれないけど、それはきっと同じ空間の中に、視覚的に普通の席と違う席が用意されてるからだと思うけど、エレベータって1つの空間で意識的にスペースを空けたりしないと優先スペースが生まれないから難しいんだと思う。
優先エレベータで待ってるお客様たちは、並んでも並んでもいっぱいのエレベータで、1つ上の階にいくのに10分待ったりとか普通にあっていて。例えばベビーカーのお客様だったら、エレベータ内が窮屈なのを見ると、自分たちが乗るともっと窮屈になるからとほかの一般の方に「どうぞ」と声をかけるお母さんの姿とかよく見ます。
商業施設で、1つ上の階に行くのにこんなにも苦労するお客様がいるなんて、私自身恥ずかしいことに深く考えれてなかった。だけどこういった方々はエレベータで上がるほかに、方法ないもんね。
ってなったら外に出るのが億劫になるであろうお客様のことを考えると、実際、軽い気持ちでエレベータを利用していたので、そういった行動に対して見直すきっかけになる。
ママだってお洒落したいやろうし、
身体が不自由でも美味しいものを食べに行きたいだろうし、
みんな、みんな、一緒。◎
すべての人に同じ幸せを感じてもらうことが、本当のおもてなしなのかなって思う。
中国人のお客様から、このシステムにすごく驚いていて、「さすが日本だね」って言葉を頂いた。世界的にも「おもてなしの日本」ってイメージはついてるんだよね。
だけどさ、便利な機械があって、そしておもてなしを意識しようとしている日本でさえもこんなに大変な想いをしている方はたくさんいるのに、これから行く途上国では、こういった人たちはどうやって暮らしてるんやろうって思った。そういえば、そういう観点を意識して旅したことなかったもんなー。
そして私ができることはなんなんやろう。ってすごく考えさせられます。
だけど、結局は、どんなに便利な機械があろうと、設備があろうと、「人のおもてなし」に勝るものはないと思うから、この仕事で気付いた事を意識し続けるほかはないんやろうなって思う。
東京オリンピックもあと4年後にあって、もっともっと日本の国民がおもてなしを意識しないと、奇跡的に開催される日本でのオリンピックも、きっと残念なものになっちゃう。
すごくプラスになるお仕事の時間のお話しでした。ちゃんちゃん。
これを見てくれたひとも、何か良い影響が与えられていますように。
ってなわけで今もなお、福岡市内のいろんなところで、いろんなお仕事の顔を見せてます、わたくし。どうか、静かに見守っていてください。(決して写メとか撮らないで、特に教え子たちよ。奴らはやりかねんからな。笑)
本日も絶好調に長くてすみません。
しかも、自己満な内容。
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しーゆー。