:)★活動69日目 ICT授業紹介~マウスコントロール②~
Mulibuwanji?お元気ですか?
ザンビアのムオンバ初等学校で情報処理の授業支援をしています、青年海外協力隊PCインストラクターのゆきちです★
前回から2回に分けて更新しているマウスコントロールの授業紹介。
▼前回の授業はこちら▼
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さっそく今日も残りの2つを見ていきたいと思います★
🌼今日のおはなし🌼
①具体的に教材と授業例紹介 その2
シート3★PAINT the FLAG ~ドラッグ&ドロップでセルを選択する練習~
*この教材のねらい*
①セルの範囲指定をできるようになる
②塗りつぶしができるようになる。
生徒の身近なもので・・と考えたときに丁度ザンビアの国旗が縦と横だけだったので、これはいい!としてみました。
*ルールと作り方*
1分半で正しいザンビアフラッグになるようにセルを選択し、色を塗りつぶします。
作り方はこれもいたって簡単。罫線で枠だけ作っておけば、あとは生徒が色を塗ります。ザンビアは4色も使うのですが、生徒はまだ操作が難しいので緑の部分以外は塗って渡しました。
そして、鷲の部分だけ枠外に切り取っておいて、最後にMOVE the MAIZEの復習で正しい場所に置くということを指示しました。
初めての生徒だとこのセルの罫線が国旗を示しているという発想はないので、私は、完成形のフラッグ画像を重ねて貼っておいて、始める直前に消させて生徒がここにフラッグが来るんだとイメージさせました。
(導入でこの完成形を消した瞬間に「国旗が消えた!!!!誰盗んだでしょ!?あなた!?あなた!?」とか、前に座ってる生徒巻き込んでこちょこちょしたり小芝居したりしました。←なにやってんだ)
*良かった点◎と要改善点△*
◎:個人戦でなく、クラス対抗にした!
このゲームは時間内なので、早く終わる子は20秒ほどで終わります。
1つめのクラスでは個人戦にしていたので、スキルが高い子は勝負なので早く終わってもどや顔でみんなをえらそうに見渡すだけでした←
でも2クラス目で「さっきのクラスでは7人の生徒が1分半で完成させれたんだよー!」と参考までにと思って言ってみたら
『ならうちのクラスは10人完成させる!!』
『先生、早く終わったらヘルプしていいの?』
と質問が!
「言葉で助けるのはいいけど、代わりに操作するのはだめね!」
始めてみると、早く終わった子はどんどんわからない子にやり方を教えるように!!
そして、それでできた子は、またほかの子を教えるように!!
涙出るほどうれしいよ先生!!!!!!
ナイスチームワークのおかげでこのクラスなんと20人の子が完成させることができました!
それから、他のクラスでも同じルールを導入すると、どのクラスも助け合うようになり、まるでねずみ講!
私の労力もかからず、助かりました★
特に、このチーム戦になったきっかけのクラスは、先生たちから馬鹿扱いされちゃうクラスだったので、 「このクラスはチームワークが良い!!!!」とめちゃくちゃ褒めたら、すっっっごく喜んでモチベーションアップに繋がりました★
シート4★Paint cells ~セルの名前、連結したセル表記の読み方を学ぶ~
ここまでくると変なテンションの導入がなくても、モチベーション上がっているのですぐに喰らいついて授業を聞いてくれました!笑
*この教材のねらい*
①試験対策にもなるようにセルの名前(列・行)の読み方を学ぶ。
②連結したセル(G15:T15など)の意味を理解する
*ルールと作り方*
右の指示にあるセルの場所に決められた色を塗っていきます。
作り方は少し面倒くさいですが、まず自分でエクセルアートを作ります。
そしてその色を塗っている部分を洗い出し、文字で表記し問題を作ります。ランダムにしないと、問題を読まずに予想で作っちゃう子もいるので注意。
完成形が手元にあったほうがいいので、かなり下の方にスクロールしたところに完成形の絵を載せました。
▼完成形▼
この教材に至ったのは、前の職場の教え子にExcelの授業で私が説明してる間、毎回かちかちなんかやってんなーと思ったらセルで上手い事絵を描いて子がいたんです。笑
それを思い出しこの教材を作りました。(あの時は叱りましたが、今となると本当ナイスプレー!笑)
ちなみに、技術補完研修で、条件付き書式を使ったエクセルアートをやってる同期がいて、面白いなーと思ったんですが、まだうちの生徒はそこまで至らないので超簡単な絵にしました。レベル高い学校には、ネットとかでエクセルアート調べると、結構本格的な絵出てくるので、これで問題作るのもありかもです★
*良かった点◎と要改善点△*
◎:このタイミングでエクセルのそれぞれの名前説明をし、最初の問題はみんなで一緒に行う
うちの生徒は、セルの読み方はほとんど理解してませんでした。
そのため、まずは列と行の確認をして、セルを指しながら「ここはなんというセルでしょう!?」と問題を出してセルの場所の確認をしました。
そして、問題の解き方が分からない人がいるので、最初の3問ほどは全員で一緒に行い、そこから授業の使える時間から換算して時間指定しました。
ちなみに私は10分で行いました。
△:問題の指示をランダムにしすぎた
絵を予想されないように、上から順番とかじゃなく、ランダムにセルの指定をしました。・・がしかし、そのせいで、多くの生徒が終えることができませんでした・・。(苦笑)
生徒のレベルに合わせて、問題指定することをおすすめします。笑
②デモンストレーション動画
前回好評だった実際にやってみた動画を紹介!
長くなりましたが、以上になります★
あくまでも、私の学校での実践例なので、すべての生徒に合ってるとは限りませんので、そこは生徒に合わせて色々考えてみてください^^
「笑ってなんぼな授業を!」
私の教務もっとーです!
また他の隊員の皆さんの授業案もすっっっごく気になります♪
ぜひ「授業やってみたらこんなだったよー!」って感想や、「自分も授業案良いのあるよー!」って人、コメントやメッセージなどください!
みんなでぜひ良い授業を共有して、多くの生徒の情報処理のイメージを「楽しい!」に変えていきましょう!
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